コロナ:感染者が増えたら、日本は滅びてしまう
2020.4.5筆
あえて大げさに書きましたよ!
不安をあおっているわけではありませんが、現場を知らないたくさんの人に事実を知ってほしいです。そしてなぜ「予防」が大切なのかがおわかりいただけると嬉しいです。
不安に駆られてしまうのは良くないけど、意識を常に保ち自衛することが大事だと、私は考えます。
いろいろ読み漁ってみて、実は日本が今やっている医療方式がかなり理にかなっているのだとわかりました。その方法は以下の通り。
1:感染源を特定して、その人が他の人に移さないようにする
2:感染源から他の人に移ってしまい、集団感染してしまったら、感染者全員を確保してこれ以上拡大させない
これがさらに進むと…
3:患者数がさらに増える&医療従事者が感染したり倒れたりして治療してくれる人が減る
→病人の数に対応しきれない(日本は今ギリギリここで耐えている)
=治療できないまま亡くなる人が出てくる
=医療崩壊(イタリアが今こうだと言われています)
日本は1と2を地味に続けてくれている。そのおかげで一部地域に限ってはまだ普通に暮らせているんですね。
おそらくこれは感染症対策として基本なのではないでしょうか。基本に忠実な国民性!
ところが、この日本でも「1:感染源を特定して治療」がすでに困難になっていて「2:感染した集団を治療」を続けている、もしくは「3:患者数が増えすぎ」の地域が複数あります。
新型コロナウイルスの感染者が100人以上出ている都市は、東京都、大阪府、千葉県、神奈川県、愛知県、北海道、兵庫県、福岡県、埼玉県、京都府の10都道府県もあります。
現に日本全国では医療従事者153人の感染が判明しています。(毎日新聞ニュース)
要するに手に負えなくなってしまうのも時間の問題かもしれないってこと!!!
治療に当たる人が153人も減っているのに、患者は増え続けているという事実!!!
感染者が増えた場合、医療現場では
・医者と看護師の数
・医薬品や医療物資
・入院できる部屋(ベッド数)
・・・が足りなくなるのかな?これ以外にも足りなくなるものがあると思います。
いろんなものが足りないせいで、都会に住む人たちから「熱があるのに自宅待機!」「CPR検査も受けさせてくれない!」という声がたくさん聞こえるのですね。
医療従事者は全員『治療してあげたい』って思っているに決まっています。だってそう思うような人しか医療従事者になろうとは思わないからです。これは総合病院の病棟事務の経験がある私が言うから間違いないです。
みんな献身的で心優しい人たちです。
菅官房長官が「希望者全員が検査できる数があります」て言ってくださっていますよね。嬉しいニュースです。
でも!
用意できても、検査できる人と場所が無いんです!患者数が多すぎるから!
それなのに安倍首相は言います。 「まだ緊急事態宣言を出すレベルに達していない」と。
そのレベルに達していないのは
医療従事者がギリッギリ崖っぷちで持ちこたえてくれているからなんですよ!!
医療従事者は「人」です。サイボーグではありません。
しかも人数も限られています。
人の命を預かり神経をすり減らして働いていらっしゃいます。
にも関わらず、イラついて暴言を吐く人がいたり、自分の治療を優先しろと詰め寄る人がいたり、、、etc.。
医療従事者のスタミナがどこまで持つのかわからないのです。
だから感染者を増やしてはいけないのです。
「自分が感染しない」
「他人に感染させない」
これがとても重要なのです。
<ネガティブ思考が得意な人の予防思考例>
・患者数が増え続けた都市の患者が田舎の病院に収容されるかもしれない
・そしたら地元に住む自分や親が発症しても受け入れてくれる病院がないかもしれない
・どんなに発熱して苦しくても放っておかれるかもしれない
・そしたら絶対にコロナにかかれないじゃん!!!(そのいきだ!)
<ポジティブ思考が得意な人の予防思考例>
・それでも患者数をここまで抑えられているのは日本の医療がすごいからだ!日本に生まれてよかった!
・コロナを予防している自分は、日本を滅びさせないことに貢献したヒーロー!
・そしたら絶対にコロナかかれないじゃん!!!(そのいきだ!)
参考文献(ホームページ)
iSP細胞でおなじみの山中教授による発信サイト
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